その1

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  トップへ もどる ( 2000/05/26〜2000/07/01 )

 

2000/4 /19

デザイン画です

だいたいイメージ的にはこんな感じを目指してます。

際の作品ではもう少し 西洋人的バランスになる様スリムな感じに修正してます。

 

.

とりあえず、WF2000 夏を 目指して 製作している、アイテムの一つ「アームドフォース」男版、の製作過程です、ご覧の如く マッチョなバランスに なってます、ある意味規格から 外れる バランスなんですが、世界観を広げる上では 面白い アイテムになるはずですよ。

製作は 今まで使用してきた素材 「ファンド」を使用します、 もう 大分 形になってきてますが、これからは このアイテムの 製作過程をこのページで、追って行きたいと 思います。

2000/5/01

とりあえず、全体のバランスを見るために、肩 アー
マーのダミーを付けて、全体のイメージを確認します。

前回の ままだと、すらっと しすぎてイメージ的に 安定
感が 無いので、ガチっと見えるように、バランスを大
幅に改修しています。

具体的に調整した個所は、

  1. 足首 . ジャングルブーツのイメージで、若干
    大型化 してます。

  2. 大腿部 .2〜3o 詰めて、さらに若干肉付け
    して太く見える様に調整。

  3. 椀部 . 長さはそのままに、太くしてます。

  4. 胸部 . 平面的な感じで、立体感が イマイチ
    だったので、大幅に盛り上げて、全体的 な
    メリハリを 強調 しました。

大体 こんな感じですね、バランス的にはいい感じに
なってきたので、今後は左右の調整に入ります。

2000/5/11

今回は、むき出しの ファンド面を整えて、各部の微調
整を行っています。

前回と大した変化は無い様に見えますが、だいぶ完
成のイメージに近い物になっています。
けっこう この段階での「 形態の設定 」は重要で、こ
こで、しっかり カッコ良く 見える様になるまで 踏みと
どまって調整しないと 後々悲惨な事になります。
自分の場合は、表面処理が終了してからの、形態調
整は リスクが、高いので、この段階で しっかり形の
バランスを作って おく様に しています。

具体的なチェック項目は、

  • 左右のクリアランスは、取れているか?
  • 手足の長さは均等か?
  • 全体的に見て、違和感が 無いか?

ってところ です、ここまで 来たら 次は機械的な
間接部分に 着工 いたします。

2000/5/14


.今回は、膝の機械関節 の設置について
レポートします。

.結構 大事な工程な為、各ステップごとに
説明します。

.まず、右足から作業に入ります。

.この時注意するのは、せっかく全体的な
バランスが出来ているので、足の長さが変
化 しない様、注意しましょう。
.対策としては、両足同時に作業せずに
片側をゲージとして残し、長さを見ながら
加工していく、方法をお勧めします。


.まずは、薄刃のノコギリ等で 大腿部と脛
の部分を切断します。

.この時、ノコギリの刃の厚みの分だけ削
られますので、なるべく脛部を保存する様
にして、大腿部よりに 刃が当たる様にしま
す。
.( 経験的にその方が、後の調整が楽。 )

.次に大腿部を左の様に、間接軸が収ま
る様に削り取ります。

.間接軸は、プラ棒・丸・(通常ミクロなら
5o)を輪切り にして制作し、前後的位置
をしっかり確認しつつ、脛部品に接着しま
す。


.左の様に収まる様に、大腿部の受け軸
回りを修正します。

.この時、軸の位置が悪いと しっかり と
収まらないので、ズレている場合は軸の
位置を修正します。

.最後に足の長さのバランスが、変化して
いないか、確認して 問題ない様なら、反対
側の足に取り掛かります。

この後、実際に可動させる為の調整に、
入る訳ですが、その辺は 次回という事で。

2000/5/22


.今回も、膝の機械関節 の設置について
レポートします。

.まず 間接軸の中心に穴を空けます、こ
の時 穴をずらしてしまうと、最悪可動しな
くなるので注意。


.次に 間接軸の穴と シンクロする様に
する為、マーキングして 位置を確認し、
大腿部パーツに穴を空けます。


.この時 規格的な条件により、穴は足の
内側面に 空く 様 にします。
.また 穴を空ける時の 注意点として、外
側面に貫通 させない様にします。


.穴が空いたら、プラ棒などで、ダミーの
軸を作り、穴に通して実際に可動させて
位置や形態 等を確認します。

.可動がスムーズに行われる様、形態を
調整し実際に動く様にします。

.この時、膝間接の上下の隣接面 ( 赤
マーキング部 )に 0.5o 程度の隙間を
作っておくと、塗装後に可動 させても 塗
料が削り取られなくなります。

.後は調整の為に角張った間接回りを
移行的になる様に 表面処理して完成です。

. 面白い物で、機能的条件を 付与して
いくと 自然と形が、ミクロになってきます。

 


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